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いじめについて考えるひとつの実験
「特別授業 差別を知る〜カナダ ある小学校の試み〜」(NHK BS1)

児童たちに差別(簡単に言えばいじめ)について考えさせるために、アニー・ルブラン先生は実験授業をした。
「背の低い子に赤いランニングを着せて、徹底的に差別する」
(わたしは途中から観たので、ここからしか知らないのだけど、前半では前日に背の高い子を差別する授業をしていたらしい)
はじめに歴史上の人物や有名人であえて高身長の人物だけを取り上げ、「背が高い人は優秀だ」という刷り込みをする。
そしてクラスの背の低い子たちに赤いランニングを着せて授業開始。
赤ランニングの子を指して、間違えるとアニー先生がいちいち「背が低いからダメなのね」と言い、それを背の高い子に直させて、「やっぱり背が高いから頭がいいのね」と贔屓する。
だんだん背が低い子たちは自信がなくなり焦ってきて、いつもなら出来るものも間違えてしまいドツボに。
嫌味すぎるぐらい「背が低いから出来ないのね」などと先生が言うので、赤ランニングの子たちはだんだん涙ぐみはじめる。
一方、背の高い子たちは上機嫌で、なかには隣の席の赤ランニングの子を「やっぱりチビはダメなんだな」からかいはじめる子も。
背の高い子たちには休憩時間を与えるのに、低い子たちは席から立たせないという徹底ぶり。

この授業が終わって、子どもたちに思ったことを自由に書かせた。
赤ランニングの子たちは一様に泣き顔の絵を描いていて、私も泣きそうだった。
残りの子たちは「いい気分」「他の人はかわいそうだけど、わたしはハッピー」。

ホームルームで先生が「明日も実験授業やる?」と聞くと全員が「ノーン!」。
しかし、先生がわざと「誰を差別しようか」と言うと、みんな一斉に「先生を差別する!」と言い出した。
先生はあとのインタビューで、「差別は絶対にいけないことだと教えるための授業だったはずなのに、子どもたちは本能的に差別で復讐しようとした。本能に勝てなかったのがとても悔しい」と言っていた。
先生はこの実験授業のためにたくさんの勉強をし、教育委員会やPTAにも理解を求め、かなりの覚悟を持って挑んでいた。

この授業のあと、アニー先生のクラスから差別はなくなった。
あんな幼い子たちが(多分小学校3、4年生ぐらい?)、「人には必ずいいところも悪いところもあるんだから差別をしてはいけない」と言っているのを見ると、素直にすごいなと思ってしまう。
大人だってわかっていないのがほとんどなのに。

太っていていつも「お前デブなんだよ!」といじめられていた男の子が、毎朝笑顔で学校に来るようになり、とても穏やかな性格になった。
本人も「差別されなくなって、キレなくなったし、優しくなった」と言った。
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